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オーストラリアでのホームステイはほとんどがペイングシステムをとっています。このシステムは、一定の料金を支払って宿泊する仕組みです。
食事は月〜金曜日まで朝夕２食、土日が３食です。部屋は１人部屋（２人部屋の時もある）です。
ホストファミリーの構成は子供が１人〜２人で４０〜５０代の夫婦が一般的ですが、なかには母子家庭のファミリーや共働きの家庭だったりします。また、アジアやヨーロッパからの移民も多い多国籍国家ですのでホストファミリーは必ずしも白人のオーストリア人とは限りません。それぞれホストファミリーにはルールがありますので、ルールをよく理解し生活をしましょう。

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★ホストファミリーとのトラブル　★主なクレーム例　★やっぱりある!?、あたり、はずれ　★言いたい事ははっきりと言おう！

ホームステイとのトラブルの大半が日本人のホストファミリーに対する過度の期待が多いように見受けられます。出発前の留学生達のファミリーのイメージは、大きな家で、お父さん、お母さんと子供がいて、家庭は明るくファミリーは親切で家族の一員のように扱ってくれ、夕食後は居間で楽しく談笑する光景を浮かべる人が多いようですが、実際にはこのようなホストファミリーばかりではありません。現地の生活や習慣を理解しようとしない事が主な原因のようです。

母子家庭のホストファミリーだった

オーストラリアでは日本より離婚率は高く、母子家庭も少なくありません。また、学校側も家族構成にまで条件をだしている学校もありません。
母子家庭だからいやだといのはおかしい。

シャワーを３日に１度しか使わせてくれない

外国と日本とは習慣が違います。ホストファミリーは意地悪をしているわけではないので、日本と同じ生活を要求しないよう心がけましょう。
「郷に入りては郷に従え」です。

ホストファミリーが親切でない

ホストファミリーは食事を作ったり、週末には遊びに連れていったりする義務はありません。
それぞれのホストファミリーのルールに従って行動しましょう。ファミリーは空いている部屋を貸して家賃をもらうのが目的で、あくまでも「間借り」にすぎない事を認識して下さい。

日本ではアメリカやオーストラリアのように人種から宗教、生活習慣も異なる同士が一緒に生活しているケースは非常に少なく、逆にいうと日本の生活環境が特殊ということになります。

ホストファミリーにはさまざまな家庭があり、やはり「当たり」「はずれ」（こんな言い方はしたくないのですが）というものがあるようです。ホームステイ先でとても親切され良い思い出になり帰国した学生も数多くいます。

良かった場合の声

料理を教えてくれた	会話が多くて英語の勉強になった	とにかく親切にしてくれた	シャワーが毎日使えた
英語の勉強を見てくれた	週末はいろんな所へ連れて行ってくれた	子供がなついてくれた	部屋がきれいだった

悪かった場合の声

家族は忙しくごはんは自分で作って食べた	シーツを週に１回しか替えてくれなかった
ごはんが毎日レトルト食品だった	門限が８時で夜どこも行けなかった
シャワーの使いすぎで怒られ途中でとめられた	掃除・洗濯・料理を毎日やらされた
肉類が食べられなかった（ベジタリアン家庭）	教会に行くことをしつこく勧められた

といった具合に不愉快な思いをした場合もあります。

言いたい事ははっきりと言おう！

ホームステイに関するトラブルで多くの日本人は現地では我慢して帰国後に文句を言う人が非常に多いようです。
それでは後の祭りで何も解決になりませんので、言いたいことはすぐ言って解決していって下さい。まずトラブルが起きたら、学校の担当者に相談すると良いでしょう。または、授業に習っている先生でも良いと思います。とにかく相談していく事です。言い分が認められれば別の滞在先をアレンジしてくれます。本人に誤解か何かあればきちんと説明してくれます。

以上のようにホームステイについて問題を取り上げましたが、ホームステイは、寮やアパートと違い滞在費が節約できるだけでなく、外国の習慣や文化、子供のしつけ、生きた言葉を学ぶ事等貴重な体験をする事ができます。良いホストファミリー先に当たる事を願うより、自分で積極的になってホームステイを快適していって下さい。